こんにちは、一ツ屋です 。
今年の1月頃にXでもお伝えしましたが、ついに新作のシナリオが完成しました!
事前に宣言した通り、今作では攻略キャラは二人で、ダブルヒロインによるマルチED形式となっています。
それぞれのルートは完全に独立しているので、共通ルートの後は全く別の展開を味わえます。
プレイ時間は10時間前後を想定しており、当サークルの過去最長作品です。
共通ルートだけでも「親愛なる彼女の痕跡」と同じくらいあるので、これまで当サークルの作品をプレイしてくださった方にとっては、体感としてかなり長く感じていただけると思います。
今回、分岐した個別ルートを初めて書いてみたのですが、そのことで色々とわかったことがありました。
まず、物語の整合性を持たせることが地味に大変だということです。
「こっちのルートではAはこう言った(行動した)のに、別のルートでは全く違うことを言っている」など、意識していないとすぐにキャラ崩壊が起こりかねません。
もちろん、意図的に言動を変えているなら問題ないのですが、そうではない場合はどうしても物語への没入感が失われてしまうため、かなり気を遣いました。
選択肢が増えると、それだけ整合性を持たせる要素も多くなるので、選択肢ごとに微妙にセリフを変えなければならないなど、今までのシナリオとは違う苦労がありましたね。
この辺りが、一本道のシナリオと分岐シナリオを書く時の大きな違いだと感じました。
最近のノベルゲームではシナリオの複数ライター体制が当たり前の風潮になっていますが、一人で書いていても整合性が合わないことがあるのですから、複数で書いたシナリオをまとめる監修の人の労力は相当掛かるのではないかと思います。
とはいえ、やはり個別ルートがあると物語に深みが増すのが大きいですね。
自分で選んだ選択肢によって、別の世界線を見ることができる。やはりこれこそがノベルゲームの醍醐味のひとつだと思っています。
正直に言うと、書いている途中で「ヒロインごとのルートを分割で出そうか」と迷ったこともありました。
しかし、やはり分割でプレイするのと、ひとつの作品内で選択肢によってルートが変わるのとでは、プレイヤーの感じ方は全く違うと思っています。
その作品の世界観に触れる感動というのは、初めてプレイした時にしか味わえないものです。
なので、どうしても今作では分割で出すのではなく、ひとつの作品として個別ルートを実装したいという想いがありました。
その分、シナリオが完成するまで時間も掛かってしまいましたが、こうして無事に書き上げられて、今は安堵しています。
■近況について
さて、シナリオが完成してからしばらく経ち、Xも更新していなかったので、僕の近況が気になっている方もいると思います。
「もちろん、現在は本題のゲーム開発に励んでいる──」と言いたいところなのですが、実はそうではありません。
シナリオが完成しても、まだまだやることがたくさんあるんです。
具体的に何をしていたかというと、最近までは資料集めだったり、仕様書作りなどをしていました。
これがまた、結構な時間と労力が掛かる作業なんです……。
特に、今回は登場人物の数も歴代最多なので、その分さらに時間が掛かりました。
地味な作業なので特に報告できることもなく、気づけばシナリオが完成してから数か月が経っていました。
ただ、ゲーム作りにおいてこの項目はとても重要なので手を抜くことができず、裏ではかなり必死に作業をしておりました。
先日、ようやくその作業にも目途が立ち、気持ち的にも少し余裕ができたので、こうしてブログで近況報告させてもらった次第です。
もしかしたら、ちゃんと製作しているのか心配になった人もいたかもしれませんが、どうかご安心ください。製作自体はちゃんと進んでおります。
具体的な情報を公開できるのはまだ少し先になりますが、その日まで楽しみに待っていてくれると嬉しいです。
必ずや、みなさんにこの作品をお届けします。
これからも応援よろしくお願いします。
それでは今日はこの辺りで。
