2022年を振り返って

雑記

こんにちは、一ツ屋です。

現在冬コミ(C101)から帰宅して、この記事を書いています。

まずはC101に来てくれた方ありがとうございました。

こういったイベントにサークル側として参加するのは初めてでしたが、とても楽しかったです。

実際にフォロワーの方が何人もスペースに訪れてくれて、声を掛けてくれました。

中には新作を購入してくれただけでなく、前作の「親愛なる彼女の痕跡」の感想を述べてくれた人もいました。

みなさんの生の声を聞けてとても嬉しかったです。

今日は寒い中わざわざ足を運んでくれて本当にありがとうございました。

手に取って頂いた新作「委員長は僕の救世少女」も楽しんで頂ければ幸いです。

さて、今日ブログを書いたのはコミケのお礼もあるのですが、年が明ける前にどうしても今年を振り返っておきたくて筆を取っています。

2022年は自分にとっては劇的な変化があった年でした。

まずは兼ねてより心に秘めていた自分の作品をゲームとして世に出せたこと。

これは非常に大きかったです。

思えば一年前まではゲーム作りの知識は全くなく、自分でゲームを作ることなど微塵も考えていませんでした。

そんな時、たまたまyoutubeでノベコレのゲームが実況されてるのを見て「今の同人ゲームってこんな媒体があるんだ」と深く感動したのを覚えています。

自分の知識では同人ゲームというのはコミケや同人ショップで販売する物という認識だったので、「フリーゲームが実況されている」ということに凄く衝撃を受けました。

しかも、その時見た作品というのがフリーゲームとは思えない程クオリティが高い作品だったので、それもまた二重の意味で驚きました。

その瞬間、自分の中でビビっと電流のような衝撃が走りました。

自分もゲームを作りたい。

心の奥から溢れるような情熱、そんな熱い感情を感じたことを今でもハッキリと覚えています。

ただ、それを実際に行動に移すのは簡単なことではありませんでした。

まずは時間の確保。

これが非常にネックでした。

当時は私生活がとても忙しくて、ゲーム作りをする時間を確保することが非常に難しかったんです。

もし、本格的にゲーム作りをするなら根本的に今の私生活を見直さなければならない。

ゲームを作りをなによりも第一優先に考えて、すべての気力をそこに費やす。

それほどの覚悟が必要でした。

当然、そのためには捨てなければいけない人間関係や娯楽もありました。

きっと多くの人はこの段階で実行に移すのを躊躇すると思います。

今の私生活を変えてでも新しいことをやる、ましてやそれが金銭が発生しないフリーゲームなら尚更のことです。

もちろん自分も悩みました。

やはり、人は新しいことをやろうとすると物凄く億劫になるんですよね。

「今の私生活を変えてまで無理にやる必要はないんじゃないだろうか」

そんな思いが何度も頭によぎりました。

ただ、それでも心の奥にある「情熱」だけは消えませんでした。

やるなら今このタイミングしかない、もしここでやらなかったら一生後悔する。

そんな声が聞こえてきた気がするんです。

だから僕はその情熱に従いました。

結果的には、この決断は正解でした。

処女作である「親愛なる彼女の痕跡」は多くの人にプレイしてもらえて、感想やレビューをたくさんもらうことができました。

巷では感想をなかなかもらうことができないと言われている同人ゲームという媒体で、こんなにも多くの人に支持してもらえて僕はとても幸せ者です。

みなさんにはこの場を借りて改めて感謝の念を伝えたいと思います。

いつも応援ありがとうございます。

ちなみに、冬コミ参加の経緯なんですが、これも自分の感性に従ったものでした。

当初は今年のコミケに参加するなど全く考えていなかったのですが、とあるサークルが冬コミでエロゲを出すということを知り、「自分もエロゲを作りたい」という感情が湧いたことがきっかけです。

いままで全年齢版しか出したことがないサークルがエロゲに挑戦する、という事実に、なぜか異様に感化されたんですよね。

なので参加を決意したのも申し込み締め切り日の5日前でした。

本当に突発的な決意だったんです。

ただ、冒頭でも述べたように、こちらも参加して本当に良かったです。

元々コミケにはいつかは出てみたいという思いがあったのですが、それを同人デビューと同じ年に達成できるとは、一年前の自分なら信じられない偉業です。

そういう意味でも、2022年は本当に最高な一年でした。

これもみなさんの応援あってこそです。

今年一年応援して頂き本当にありがとうございました。

2023年もみなさんの心に響く作品を届けられるように頑張りますので、今後も応援よろしくお願いします。

それではみなさん良いお年を。